マントルヒーター
マントルヒーター
TETLAS
概要
半導体・食品製造工程などで使われる配管内の保温やガス液化防止を目的としたヒーターで、内部の発熱体、断熱材をテフロンシートで包み込み縫製した製品です。温度コントロールはPID制御コントローラー、サーモスタットの2種類から選択可能です。
使用温度領域
-100~260℃
特徴
断熱材を使用しているため、放熱による熱ロスが少なく、ラバーヒーターに比べ消費電力を抑えられます。脱着作業が短時間で容易にでき、メンテナンス費用を削減できます。耐熱性に優れており、長期間使用可能です。
用途
- 半導体・食品製造工程などの配管の保温
素材・特性表
品名 | 外装材 | 内装材 | 断熱材 | 固定部材 |
マントルヒーター | フッ素樹脂含浸ガラスクロス | フッ素樹脂含浸ガラスクロス | ガラスマット | マジックテープ(ポリエステル、PPS)、ベルト等 |
断熱性能表
断熱材厚み | カバー表面温度 |
5mm | 107℃ |
10mm | 83℃ |
20mm | 76℃ |
30mm | 62℃ |
- 設定温度200℃、1時間後計測
消費電力比較表
——- | 消費電力 | カバー表面温度 |
マントルヒーター | 0.85kWh | 75℃ |
シリコンラバーヒーター | 1.12kWh | 99℃ |
- 設定温度150℃、断熱材6mm、12時間計測
- マントルヒーターはラバーヒーターに比べ、消費電力が24%の省エネ効果があります。また発生した熱を効率よく配管に伝えることができます。