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半導体市場シェアから見る世界トップのメーカーと日本のメーカーについて

半導体メーカーの売上・市場シェアに着目したときの世界のトッププレイヤーをここで紹介します。現状、どの国・どのメーカーが優位に立っているのか、日本の大手半導体メーカーはどの位置にあるのかを解説します。

 

売上ベースで見る世界の半導体メーカー

世界の半導体メーカーのうち、売上が特に大きな企業は、アメリカの「インテル」「マイクロンテクノロジー」「クアルコム」です。さらに韓国の「サムスン電子」SKハイニックス」も上位に食い込んできます。これら有力な半導体メーカーだけでも市場シェア数十%を占めており、売上ベースで見ると半導体製造に強い国はアメリカと韓国であると説明ができます。

 

アメリカには有力な半導体メーカーが多数存在

ここに挙げていない有力な半導体メーカーも多数存在していますが、割合多いのはアメリカに属する企業です。半導体売上が世界トップクラスに位置するアメリカのメーカーには次のようなものが挙げられます。

 

アメリカの有力な半導体メーカー

インテル

世界最大の半導体メーカー。CPU、GPU、メモリ、ネットワーク機器など幅広い製品を提供。

マイクロンテクノロジー

世界最大のメモリメーカー。DRAM、NANDフラッシュメモリ、SSDなど、メモリ関連製品を主に取り扱う。

クアルコム

世界最大のモバイル通信チップメーカー。スマホやタブレット端末向けのチップを提供。

ブロードコム

世界最大のネットワーク機器メーカー。有線・無線LANルーターや光ファイバーモデムなど、ネットワーク機器を製造。

テキサスインスツルメンツ

世界最大の計測器メーカー。電圧計、電流計、オシロスコープ、スペクトルアナライザーなどの製品を主に提供。

NVIDIA

世界最大のグラフィックチップメーカー。ゲーム用グラフィックチップやサーバー向けのチップ、AI処理用アクセラレータなどを製造。

 

これらアメリカの企業だけで市場の30%ほどのシェアを占めています。半導体市場自体が拡大傾向にありますし、今後もこれらの半導体メーカーは発展していくと見られています。

 

韓国はサムスン電子が突出

韓国の半導体市場も大きく、特にDRAMやNANDフラッシュメモリなどのメモリ半導体で大きなシェアを占めています。また、ファウンドリ分野にも強みを持っています。メーカー別に見ると、「サムスン電子」の売上が突出しており、メモリ半導体、また、スマホや家電などの電子機器事業に関しても有力な企業として知られています。SKハイニックス」もサムスン電子に次いで有力な韓国の半導体メーカーですが、サムスン電子とは大きな差を付けられています。とはいえ、世界トップクラスの半導体メーカーであることに変わりはありません。

 

日本メーカーの半導体シェアは減少

日本にも有力な半導体メーカーはいくつか存在しますが、アメリカや韓国に比べると、全体としてやや力不足です。半導体製造装置の市場では日本も強いのですが、半導体シェアに関しては低迷しており、他国・他社に遅れを取っている状況にあります。

例えば世界の上位にランクインしている日本の半導体メーカーには「キオクシア」がありますが、インテルやサムスン電子、さらにはSKハイニックスやマイクロンテクノロジーなどと比べても大きな差を付けられています。ただ、「ソニーセミコンダクタソリューションズ」「ルネサスエレクトロニクス」のように業績が上向きにある半導体メーカーも存在しています。

 

日本の半導体市場と有力なメーカー

日本の半導体市場は、アメリカや韓国に比べるとあまり芳しくありません。しかし市場そのものは拡大傾向にありますし、世界全体で需要が高まってきています。国内の半導体メーカーも、その影響を受けて業績を伸ばす例が出てきています。日本国内の大手半導体メーカーとしては上述の「キオクシア」や「ソニーセミコンダクタソリューションズ」「ルネサスエレクトロニクス」などがあり、それぞれ簡潔に説明すると下表のようにまとめられます。

 

日本の有力な半導体メーカー

キオクシア

フラッシュメモリに強みを持つ。
・サムスン電子やSKハイニックスが主な競合他社。
・東芝から2019年に独立したという背景を持つ。
・研究開発に対する取り組みにも積極的。

ソニーセミコンダクタ
ソリューションズ

・スマホやデジカ向けのメイメージセンサに強みを持つ。
・TSMCやインテルが主な競合他社。
・ソニーの一部門として、高いブランド力を持つ。
・IoT向け製品など、新たな分野への取り組みにも積極的。

ルネサスエレクトロニクス

・MCU、SoCに強みを持つほか、車載用、産業用、家電向けの半導体など幅広い製品群を提供する。
・インフォニオンテクノロジーズ、NXPセミコンダクターズが主な競合他社。
・持続可能性への貢献に積極的で、エネルギー効率の高い製品の開発に取り組む。

 

まとめ

世界の半導体市場上位を占めているのはほとんどがアメリカの半導体メーカーです。インテルやマイクロンテクノロジー、クアルコムなど。そして韓国のサムスン電子もこれらに並ぶ世界トップのプレイヤーです。日本は、キオクシアなど一部のメーカーがなんとか上位に食い込めているというのが現状です。ただ、順調に業績を伸ばしているメーカーもいますので、今後の活動には期待ができるでしょう。

 

 

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